フリーター・既卒から正社員へ!おすすめ就職エージェント10選

フリーターから正社員就職

「今はフリーター・既卒だけど、正社員として働きたい」
「フリーターから最短で正社員になりたいけど、何をすればいい?」

本記事では、そんな20代の方のために、フリーターから正社員就職するための具体的な方法を徹底解説します。

無料で利用できる就職エージェントも10社厳選して紹介しますので、ぜひ参考にしてもらえたら幸いです。
(新卒入社した会社を退職し、就職活動をしている第二新卒者も利用できるエージェントも含まれています。)

既卒とは?フリーター、第二新卒との違い

結論からいえば、既卒とフリーターの間には明確な違いはありません。

既卒高校、専門学校、大学などの学校を卒業後、一度も企業に正社員として就職したことがない人、つまり社会人経験がない人
フリーター高校、専門学校、大学などの学校を卒業後、パートやアルバイトで生活している人(フリーター=フリーランス・アルバイターの略称)

そのため、卒業後に正社員就職をせず、アルバイトで働いていた場合は、既卒でもありフリーターでもあるといえ、言葉自体に違いがあるとは言えません。

また、第二新卒は卒業後に正社員就職したものの、1~3年で退職して転職活動を行う人を指すため、違いがあります。

正社員を目指すべき5つの理由

既卒・フリーターは正社員より働く時間をコントロールできたり、仕事のプレッシャーも少ないなどのメリットもありますが、フリーターから正社員就職を目指すのは歳を取ればとるほど、難しくなります。

もしあなたが正社員として働きたいなら、特別な事情がない限り、20代のうちに正社員として就職しておきましょう。
フリーターから正社員を目指すべき理由、メリットは以下の5つです。

①生涯年収が増える 収入が安定する

正社員は基本的に雇用が約束されているため、収入が安定します。

また生涯年収が大きく違います。
厚生労働省の調査によると、正社員の生涯年収はフリーターの生涯年収の約2倍。金額も1億円以上多いと言われています。

厚生労働省」発表資料から引用

というのも、毎月安定してもらえる給料に加え、正社員には(会社にもよりますが)
・ボーナスがある
・昇給がある
・退職金
・福利厚生(住宅手当、扶養手当など)
などの恩恵が受けられるためです。

※2020年4月に厚生労働省より「同一労働同一賃金」のガイドラインが策定されたものの、正社員とフリーターなど契約社員の待遇面での差は今後も避けられないでしょう。

②社会的信用が上がる

フリーターから正社員に変わると、社会的な信用が高くなり、マイホーム購入のローン審査が通りやすくなります。
マイホームの購入だけでなく、賃貸契約、クレジットカードの加入審査なども合格しやすくなるでしょう。

長期の人生計画が立てやすくなる点、フリーターという立場に引け目を感じることもなくなる点は大きなメリットでしょう。

③ネクストキャリアの選択肢が増える

一度正社員として働く経験を積むだけで、あなたが次の転職先を見つけることが簡単になります。
採用人事も同じ給料で正社員を採用するなら、フリーターや契約社員として働いていた人より、正社員として働いていた人のほうが安心できるからです。

④仕事のやりがいが増す

正社員は仕事の頑張り(能力や成果)に応じて評価されるため、仕事のやりがいが増します。
業務内容もフリーターや派遣社員などの非正規雇用者よりも広がるため、やりがいを感じやすいでしょう。

⑤家族や周囲が安心する

正社員就職することであなたの身近にいる家族や友人が安心します。
一般的に「正社員=安心・安定」「非正規雇用=不安・不安定」という印象を抱く方が多く、あなたが正社員として働くことで家族や周囲の人は安心できるでしょう。

フリーターから正社員になるための5つの方法

フリーターから正社員就職を目指す方法は以下の5つです。

①自ら求人を探す・応募する

自分で主体的に「リクナビNEXT」などの転職サイトや求人誌などで応募したい求人を見つけ、直接企業に応募して面接、採用決定を目指す流れです。
なぜフリーターからその企業に就職したいのか、就職して何を貢献できるのかなど、上手く言語化して自己PRできる方ならおすすめですが、いきなり正社員採用されるハードルは高いでしょう。

②ハローワークに行く

ハローワークは厚生労働省が運営する公的な職業紹介機関です。
特徴は、求職者も企業も無料で利用できる点です。ハローワークのメリットデメリットをまとめると以下の通りです。

ハローワークのメリット

求人数が多い
企業は無料で登録できるため、何名採用しても紹介手数料を支払う必要がなく、求人を出しやすいから。

就職のハードルが低い
ハローワークには40代・50代などの中間層でも就職できる求人が多くあります。
仕事内容にこだわらなければ、20代、30代の方なら簡単に就職できる求人も多くあるでしょう。

ハローワークのデメリット

求人の中にはブラック企業が多く紛れている
ハローワーク側は求人を出している企業の内情をチェックしたりしません。

求人比較がしづらい
求人は多いものの、情報のみ登録された求人表のみのため、求人比較はしづらいでしょう。
応募するしないかを判断しないといけません。

暗い気分になりやすい(人による)
ハローワークといえば、倒産やリストラ解雇などで仕事を失った方が職探しに来る場所として連想されるイメージが強いのは否定できません。
※求職者が気にならなければ全く問題ではありませんが、人によってはネガティブな感情を抱くかもしれません。

③就職エージェントを利用する

年齢が20代~30代前半の方なら、最もおすすめできる就職方法です。
というのも、民間の就職エージェントは商売ですから利用者の口コミ・評判も大切にします。
求職者にお客様として満足してもらえるよう、労働条件が悪いブラック企業を省いた優良企業の求人のみ紹介してくれるエージェントが増えています。

例えば「ウズキャリ」や「就職Shop」をはじめ、本記事で紹介する就職エージェントは、紹介する求人は全て直接訪問した企業、若手人材の育成に力を入れている企業などの条件を満たした企業のみに厳選してくれています。

④家族・知り合い・友人から紹介してもらう(地方在住の方向け)

地方在住の方はローカルネットワークを活かして就職先を見つけるのも手でしょう。

都市部では珍しいですが、親族や友人、知り合いなどの人脈や人付き合いなどの紹介で就職先を見つける人は多くいます。

⑤アルバイトや派遣から正社員を目指す

①~④で正社員就職が難しいと感じた方は、一度アルバイトで就職してから正社員を目指せる「正社員登用制度」や、派遣社員として経験を積んで正社員を目指す「紹介予定派遣」の利用も検討しましょう。

ただ、もしあなたが20代なら、何か非正規労働者として働きたい特別な事情がない限りは決しておすすめしません。

おすすめ就職エージェント10選(20代・30代対象)

筆者が調べたところ、全国には500社以上の転職・就職エージェントが存在し、フリーター・既卒からの正社員就職をサポートしているエージェントは約90社程。

今回は、そのなかでも特に20代フリーター、未経験から正社員就職目指すことに特化した専門エージェント9個こちら厳選してご紹介させて頂きます!

以下、3つの厳選ポイントを元に20代フリーターからの正社員就職に”強い”おすすめサイト・エージェントを比較紹介していきます。

➊20代高卒フリーター・既卒・ニートからの正社員就職転職・就職サポートに特化していること

20代フリーターや第二新卒者が転職を成功させる鍵は、20代の正社員就職サポートに特化したエージェントを利用することです。

過去の学歴や経歴・スキルではなく、20代という若さ・将来性の魅力を理解したエージェントに相談することで、正社員就職の可能性がグッと高まります。

また取扱い求人も、ブラック企業などの労働条件が悪いところは求職者に紹介しないよう、予め省いてくれるエージェントを多く安心です。

今回紹介するエージェントは、直接訪問した企業のみ紹介しているなど、求人の質にこだわりがあるエージェントばかりです。

➋サポート体制が充実していること

第二新卒者にとって、サポート体制が充実していることは必須です。

初めての転職活動を経験する第二新卒者や20代フリーターの方は、以下の項目で躓くことが多いです。

  • 履歴書、職務経歴書の書き方
  • 前職の退職理由
  • 志望動機
  • 面接対策
  • 退職までのやり取り

とくに、転職成功を大きく左右する「面接対策」は必須であり、「前職の退職理由・転職理由」が躓く原因となります。

そんな原因を取り除ける心強い味方として、充実した面接対策を提供している第二新卒特化型転職エージェントを利用しましょう。

➌客観的な評価できる実績があること

公式HP等で第二新卒者の転職支援実績、フリーターからの正社員就職支援の実績をきちんと公開しているサービスのみ紹介します。
どんなに評判の良いエージェントでも、担当者による当たり外れ(相性の問題もある)は避けられないため、転職活動を成功させるには複数のサイトに登録したほうがいいでしょう。

おすすめ9コのエージェント・転職サイトは全て客観的な実績があるところ、実際に利用された方のTwitterや掲示板などの評判・口コミ、筆者が聞いた生の情報など、総合的な情報に基づいて紹介します。

20代フリーター・既卒・ニートからの正社員就職に強いおすすめエージェント10選|第二新卒も可【比較】

20代フリーター・既卒・ニートからの正社員就職に強いおすすめエージェント10選は以下になります。
※どれも20代・第二新卒に特化したエージェントです。

※「サービス名」をクリックすると各サイトページに飛びます。

番号サービス名
特徴
第二新卒エージェントneo延べ1万人以上のフリーターの就職支援実績。求人紹介はブラック企業を排除!
いい就職ドットコム求人の偏りがなく、幅広い職種・業種を紹介してもらえる。退職相談も可!
ウズキャリ(UZUZ)1名あたり平均20時間以上の徹底サポート。手厚いサポート・IT求人の紹介に強い!
就職Shop安心のリクルートグループ。書類選考無しで就職可!利用者の評判も◎
ハタラクティブ約67%が正社員経験がない未経験で就職!大手企業の紹介に強い!
マイナビジョブ20’s安心のマイナビグループ。求人数も多く、年収UPの実績が多い!
ネットビジョンアカデミー就職率98%。20代未経験からエンジニア就職を目指すことができる!
フリナビ面談率100%!必ず面接に対応してくれる親切エージェント
Re就活 ポテンシャルを重視する求人のみ紹介。適職診断テスト「エニアグラム」も人気!
キャリアパーク就職エージェント就活が全く分からなくても大丈夫。1対1で優しく対話してくれます。

すべて無料、かつ相談だけでも利用することができるので、ぜひ有効活用してください。

◎転職エージェントを利用するメリット

転職エージェントを利用すれば、最短で内定獲得することに繋がります。

転職サイトを使って直接企業に応募した場合、不採用の理由はオブラートに包まれた伝え方をされ、本当の理由はわからないままです。

しかし、転職エージェントを利用すると、企業の採用担当者からあなたを担当するキャリアコンサルタントへ包み隠さず“不採用の理由”が伝えられます。時には、痛いところを突かれることもありますが、フィードバックを素直に受け入れ、改善し、面接で実践していけば最短で内定を獲得することができます。

フィードバック → 改善 → 面接を積み重ねることで、希望の企業から内定をもらえやすいのも転職エージェントを利用するメリットといえるでしょう。

以下、20代フリーター・既卒・ニートからの正社員就職に強いおすすめエージェントについて、各々ご紹介させていただきます。

①第二新卒エージェントneo【実績多・大手安心】


<公式HP:https://www.daini-agent.jp

ブラック企業を排除した求人のみを受けたい方におすすめするのが「第二新卒エージェントneo」です。
営業担当が実際に企業訪問し、「社会保険が無い」「離職率が高い」「若手を育てる環境がない」などの企業は全て紹介しないよう除外しているため、安心して登録できます。

②いい就職ドットコム【登録者20万人 ※退職相談も可】


<公式HP:https://iishuusyoku.com/

いい就職ドットコムは、求人の偏りがなく、様々な職種・業種を紹介してもらえることが特徴です。
また、退職トラブルなど相談にも乗ってくれるため、ブラック企業で働いていたり、上司との人間関係など悩んでいる方におすすめのエージェントです。

ウズキャリ(UZUZ)【1名あたり20時間の徹底サポート】


<公式HP:https://daini2.co.jp/

ウズキャリは、転職サポートが1名あたり平均20時間以上と過保護レベルで手厚いエージェントです。また、キャリアコンサルタントが全員20代で対等な立場で話ができる点も特徴的です。
せっかく転職するなら同世代の気持ちが分かる担当者にみっちりサポートして欲しいという方におすすめのサービスと言えるでしょう。

就職Shop【リクルートグループ・実績多】


<公式HP:https://www.ss-shop.jp/

大手リクルートグループが運営する就職Shop。転職支援実績が10万人以上と積み重ねているところが信頼させている証といえるでしょう。また、twitterなどの調査でも実際に利用された方の口コミ・評価が総じて高く、第二新卒で転職するなら利用したいエージェントです。

ハタラクティブ【実績多、大手安心】


<公式HP:https://hataractive.jp/

利用者の95%が20代。3人に2人が正社員経験がない未経験で就職しているとのことで、経歴に自信がない方でも安心です。
紹介先の企業が成長ベンチャーから大手企業へと幅広いことも特徴的で、幅広い企業から選びたいという方にもおすすめです。

マイナビジョブ20’s【安心のマイナビグループ】

<公式HP:https://mynavi-job20s.jp/

安心のマイナビグループが運営する、20代・第二新卒・既卒向け専門の転職支援エージェント。マイナビグループ自体が20代転職のに強いことで知られており、専門的なサポートが受けられるでしょう。年収UPを実現したい方は登録しておきたいエージェントです。

ネットビジョンアカデミー【未経験からのエンジニア転職◎】


<公式HP:Ihttps://www.netvisionacademy.com/lp/

20代未経験からITエンジニアとして正社員就職を目指すならおすすめの転職エージェントです。
講師は全員エンジニア経験者で、受講料は完全無料、就職率も98%と高く、とても安心して利用できるエージェントといえるでしょう。
地方在住者には上京支援(3ヶ月の住居費無料)が付いているなど、諸々サポートも充実しています。

フリナビ(面談率100%!20代フリーター・既卒ニート向け)

フリナビ
<公式HP:https://recruit.rise-jms.jp/

「ブラック企業排除」「お申込み後すぐ面談」「全員面談」の3拍子がウリな20代向け転職エージェント。
特にフリーター、既卒・ニートから正社員で就職したい方、就職活動に慣れていない20代におすすめです。
学歴・経歴を問わず100%面談してくれるため、他で求人紹介を断れた方には登録をおすすめします。

Re就活【実績多、大手安心】

<公式HP:https://re-katsu.jp

経歴よりポテンシャルを重視する求人のみを扱っているRe就活。第二新卒・既卒の「ポテンシャル」に期待する企業だけが紹介されているので、未経験でも安心です。求人数が1万件以上と豊富な点も◎。会員登録すれば、適職診断テスト「エニアグラム」が無料で診断できるなどのメリットがあります。

キャリアパーク就職エージェント

キャリアパーク就職エージェント
<公式HP:https://careerpark-agent.jp/

20代若手に特化した就職エージェント。フリーター・ニートから正社員に就職した方も多く、正社員未経験の方でも安心して利用できます。最短1週間のスピード内定も可能。運営会社のポートは上場会社で信頼できる会社です。

【補足】自分のペースで転職活動したい方には「リクナビNEXT」がおすすめ

第二新卒におすすめの転職エージェントをおすすめしましたが、自分のペースで転職活動したいという方には「リクナビNEXT(ネクスト)」がおすすめです。

リクナビNEXTは圧倒的に求人数が多い転職サイトですので、新たな選択肢が見つかるかもしれません。

自分に興味を持った企業からスカウトメールも受け取れますので、自分の市場価値も理解できるでしょう。

転職エージェント登録の流れ

「いざ、エージェントに登録するぞ!」と意気込む方や「転職しようかどうか迷っている方」に向けて、エージェントご利用の流れをご説明します。

各エージェント会社により若干の違いはありますが、大体どのエージェントも以下流れで進められます。

  1. 公式サイトから登録
  2. エージェントから連絡が入る
  3. 面談日時の調整・面談を行う
  4. 求人紹介を受ける
  5. 履歴書、職務経歴書の添削
  6. 応募をする
  7. 面接対策
  8. 企業との面談
  9. 内定・退職サポート

ご覧のとおり、まずは公式サイトにて簡単にプロフィール登録を済まし、エージェントからの連絡を待つことになります。

登録後、当日から数日以内にエージェントから連絡が入ります。
エージェントと直接お話をし、今の状況を伝えましょう。

転職意思が固まっている場合は、改めて面談日時を調整しましょう。求人も積極的に紹介してもらいましょう。

転職意思が弱い場合は疑問や不安に思っていることを率直に相談すればいいです。
「自分は本当に転職すべきかどうか」など悩む方は聞いてみるといいです。信頼できるキャリアコンサルタントならあなた目線で客観的なアドバイスをしてくれます。

※よく「登録したら絶対にサービスを利用しなければいけませんか?」と質問をいただきますが、「相談のみでも利用可能です」。
また、キャリアコンサルタントとの相性もあるので、会話が噛み合わないなと思ったらそのサービスの利用を辞め、他エージェントを利用しましょう。

利用は全て無料ですし、一人で悩み続けるなら、プロの転職エージェントに相談して新しい人生をスタートさせましょう。
あなたの初めての転職がうまくいくよう心から願っております。

第二新卒におすすめの転職サイト・転職エージェントのランキングを分かりやすくまとめました。第二新卒の方、20代未経験転職をされる方はぜひ参考にしてください。