第二新卒でキャリアアップをしたい、と考える方がいるでしょう。
しかし、そもそもキャリアップとは何かを理解してキャリアアップをしたいといっているのかは、疑問が残ります。
今回の記事では、第二新卒が転職でキャリアアップをする際の注意点やそもそもキャリアアップとは何か?を解説していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
キャリアップとは何か?【キャリアプラン】
キャリアアップを三省堂大辞林で調べると、以下3つの意味があります。
- 業務遂行能力の向上
- 経歴の向上
- 高い地位や高級職への転職
一つずつ解説していきます。
1. 業務遂行能力の向上
一つ目は、「業務遂行能力の向上」です。
- ITエンジニアとしてコードのスキルを上げたい
- 社会人として成長したい
などの業務を行う上での基礎的なスキルの向上をキャリアアップと呼びます。
2. 経歴の向上
資格や出世といった、職務経歴書や履歴書に積極的に書ける内容もキャリアアップと言います。
3. 高い地位や高級職への転職
3つ目は、「高い地位や高級職への転職」です。
最も分かりやすいのがこのキャリアップでしょう。
簡潔に述べると、昇級すること、地位などの役職が上がることを指します。
キャリアアップというと、かなり漠然としていますがそれでもこうして定義づけると、キャリアプランが決まってくるでしょう。
第二新卒でキャリアアップは可能なのか?【キャリアプラン】
キャリアアップの定義は分かっていただけたと思いますが、そもそも第二新卒でキャリアアップはできるのかご存知ですか?
結論から述べると、第二新卒でのキャリアアップは極めて少ないです。
第二新卒での転職は、ポテンシャル採用での転職であり、20代後半かつ職歴3年以上の求職者がキャリアップできる経歴だと言えます。
ただ、「給料が上がる」「業務遂行能力の向上」という意味では第二新卒でのキャリアアップが可能です。
以下、どのようなケースで「給料が上がる」「業務遂行能力の向上」を満たすことができるのかを解説します。
1. 第二新卒で「給料が上がる」キャリアアップのケース
一つ目のケースは、平均年収が高い業界・職種の中小企業へと転職することです。
所属する業界や職種によって、ある程度の生涯賃金がわかるのはご存知かと思います。
ならば、高い給料を払える、利益率が高い商売をしている業界に入ることで給料を上げることができます。実際、第二新卒者の多くが利益率が低い業界から高い業界へと転職したことで100万円程度年収がアプした事例があります。
また、職種に関しても同じことが言えます。
営業職 > 研究職 > 事務職の順番に給料が高い傾向にあります。
このように、給料が高い業界・職種に転職することで年収を上げることが第二新卒でのキャリアアップの一つだと言えます。
2. 第二新卒で「業務遂行能力が上がる」キャリアアップのケース
このケースをITエンジニアに例えると、より高度な技術が扱える会社に行き、専門性を高めることを指します。
色々なプログラミング言語で開発を行うのではなくて、同じ言語でより高度なものを作るようなキャリアプランを立てることです。
営業職でも小口注文をしてくれる中小企業の担当ではなく、規模が大きい大企業との取引を経験できる企業へと転職することを指します。
取り扱う金額も中小とは比べものにならないですし、あらゆるビジネススキルが向上可能でしょう。
簡潔に述べると、同業他社に転職することが業務遂行能力でのキャリアアップを可能にすると言えます。
まとめ【キャリアプラン】第二新卒が転職でキャリアアップするためには?
- 業務遂行能力の向上
- 経歴の向上
- 高い地位や高級職への転職
- 第二新卒で「給料が上がる」キャリアップのケース
- 第二新卒で「業務遂行能力が上がる」キャリアップのケース
以上が「第二新卒が転職でキャリアアップするためには?」のまとめになります。