第二新卒者にとって、面接をする時以下のような悩みを抱えていると思います。
- 服装はリクルートスーツがいいのか
- 自己紹介はどうしたらいいのか
- 退職理由はどう言った方がいいのか
- 逆質問は何をしたらいいのか
- そもそも面接で聞かれることってなんだろう
そこで、今回は初めての転職を経験する第二新卒に向けて、面接での服装や面接対策(聞かれること)について解説していきます。
第二新卒の面接での服装と格好|リクルートスーツでも問題なし
男性は「リクルートスーツでも紺やダークネイビーのスーツでも問題ありません」
確かに、リクルートスーツを着用していると「仕事ができない感じ」が出てしまいますが、第二新卒というとまだまだ若手の部類なのでリクルートスーツを着用するようにしましょう。すでに処分してしまった方は、紺やダークネイビーなど前職で着用していたスーツを着ましょう。
下記で男女別に面接での服装の注意点を記載したのでご覧ください。
服装 | 男性 |
スーツ | リクルートスーツ、紺 グレー、ダークネイビー |
シャツ | 白 |
靴 | 黒など |
ベルト | 黒など |
ネクタイ | ブルー、レッド |
服装 | 女性 |
スーツ (パンツスーツスカート) | 濃い色の紺やグレー |
シャツ | 白 |
ヒール | ヒールが高くないもの (3-5cm) |
ストッキング | ベージュの無地 |
男性のリクルートスーツや紺が無難
男子の場合、リクルートスーツや紺のスーツが無難です。
濃いグレーやベージュ、派手なストライプを避ければ間違いありません。
シャツの色は、白がおすすめ
ワイシャツは白を着用しましょう。
派手なカラーシャツやチェックのシャツは、お客様と接するような営業職であれば、なおさら避けるべきです。
また、シャツの下には、白い肌着を着ることをおすすめします。
ごく稀に、カラーTシャツを着てくる方がいますが、幼い印象を受けるのでやめましょう。
ベルトと靴の色は黒が無難
ベルトと靴の色は、黒で統一するのが無難です。濃い赤や茶色で面接でくると、印象が悪くなります。
そのため、清潔感のある磨いた靴を着用するようにしましょう。
ネクタイは、ブルーかレッドがおすすめ
ネクタイは、ブルーかレッドを着用しましょう。
以下、色に関する印象を記載しました。
ブルー(青)
誠実、真面目、フレッシュな印象。
青や水色のストライプ、チェックのものが一番のおすすめ。
レッド(赤)
ポジティブ、行動派、活発的な印象。
真っ赤な赤よりも落ち着いたワインレッドのネクタイがおすすめ。
その他の色
ピンクなどの派手な色や柄のネクタイは着用を避けましょう。
第二新卒のフレッシュさや誠実さを引き立てる色を着用するのがコツです。
女性のスーツも派手な色は避けた方がいい
女性のスーツも派手な色を避け、濃い色の紺やグレーをおすすめします。
パンツスーツがいいのか、スカートがいいのか悩む方がいますが、どちらでもOKです。
シャツは白か淡い色のものを着用
シャツは白か淡い色のものを着用しましょう。
薄いピンクや水色のものでも問題はありませんが、面接する企業に合わせてTPOを意識した服装がベストです。
ヒールは3-5cmのものを着用
ヒールの高さは、3-5cmのものにしましょう。
特に営業職の女性面接官がいる場合、気をつけましょう。
面接官は、お客様の前に出すことができるかを考えています。そんな時、高いヒールを履いた第二新卒を営業職として採用することはないでしょう。
第二新卒の面接で聞かれることは何か?
第二新卒では、新卒の時とは質問される内容が若干異なります。
主に以下の質問を必ずされるので、例と一緒に紹介します。
- 自己紹介
- 前職の仕事内容
- 退職理由
以下、詳細になります。
自己紹介
本日は貴重なお時間いただきありがとうございます。
〇〇と申します。本日はどうぞよろしくお願い致します。
最終学歴としましては、20○○年○月○日に○○大学○○学部○○学科を卒業しました。
卒業後は、○○株式会社に入社し(これまでの業務内容などを述べる)
そして、現在は転職活動を行なっております。
どうぞよろしくお願いします。
第二新卒での面接は、新卒のそれとは異なります。
新卒の際、自己紹介から自己PRをしていた学生がいたと思いますが、第二新卒でそのようなことをする必要はありません。
そのため、下記の3点を意識するようにしてください。
- 面接の時間をとってくれたことへのお礼
- 名前や経歴を含めた自己紹介
- 入社後、どんな業務をやってきたか
この3点を手短に話すことで、話が長い求職者だと思われないようにしましょう。
前職での仕事内容
- 具体的な会社の業務内容
- 所属していた部署名
- 具体的な仕事内容
- 数字で実績を表す
ここで注意する点は、書類に書いていないことをわかりやすい言葉で数字を使って説明することです。
未経験で応募する場合、面接官があなたの前職に関して深く理解していないことが大半でしょう。こうした些細なコミュニケーション能力や気配りは、どんな仕事にも役立ち、評価されるポイントになります。
そのため、相手に合わせて柔軟に対応できる様をアピールしましょう。
また、この質問(前職での仕事内容を教えてください)の意図として、
- あなたが前職をしていた理由
- あなたの前職がどのように会社で活かせるのか
この2点も含めると、面接官が裏で聞きたい意図と合致します。
面接官の質問の意図も意識して質問の回答を用意しておきましょう。
退職理由
「現職では新規開拓営業として一年間勤務してきました。新規のお客様から信頼を得て、成果を出せたことは、自分にとって非常にいい経験となりました。しかし、現職では一度売ったら終わりの商材を取り扱っていることもあり、お客様と長期的な関係を築くことがどうしても難しいと言う状況(退職理由)があります。営業として、よりステップアップするために、お客様と長期的な関係性を築くことができ、関係性を深めて行けるような仕事に挑戦したい(退職理由から繋がる志望動機)という気持ちで、転職活動を開始いたしました。」
退職理由を述べる際に気をつけるべき点は、2点あります。
それは、「やめた会社の悪口を言わないこと」と「退職理由をいくつも話すこと」です。
詳細は、「第二新卒が言ってはいけない転職理由2つと例」で述べているため省きますが、どちらもマイナスな印象を与えない秘訣になります。
逆質問は何をしたらいいですか?
逆質問をする場合、3つのパターンに分けることができます
- スキルや資質を見せるための逆質問
- 意欲を見せるための逆質問
- 相性を見るための逆質問
詳細は、「第二新卒が言うべき逆質問」で述べているため省きますが、最低でも5つは質問を用意するべきです。また、注意点としては、「面接官によって聞く内容を分けること」、「YES/NOで答えられる質問は避けること」、「福利厚生や収入に関する質問はエージェントを通して聞くこと」を意識しましょう。