「転職が初めてで、どうしたらいいか分からない」
初めて転職を経験する第二新卒の方は、転職エージェントを上手く利用されることをおすすめします。
転職に関する情報が豊富なプロのキャリアコンサルタントと話せば、転職に対する漠然とした不安が払拭されます。
年収が上がりやすい業界・職種、今のあなたが転職できそうな会社、具体的な非公開求人も教えてくれるため、転職に対する理解が深まるでしょう。本当に転職する必要があるのか、転職する意味や目的を再確認できるかもしれません。
本記事では、第二新卒転職でおすすめ、無料で利用できるおすすめの転職エージェントを14コ、カテゴリごとに分けて厳選紹介します。
転職に対する不安が少しでも和らぐよう、分かりやすくまとめましたのでぜひ参考にしてください。
★結論(おすすめ転職エージェント14選)
マストで登録すべき大手総合エージェント | ①リクルートエージェント ②マイナビエージェント ③doda |
手厚いサポートが欲しい方におすすめ | ④ウズキャリ(UZUZ) ⑤第二新卒エージェントneo |
スキル・経歴に自信のない方におすすめ | ⑥就職Shop ⑦ハタラクティブ ⑧ジェイック |
女性におすすめ | ⑨パソナキャリア ⑩type転職エージェント ⑪マイナビエージェントWoman |
キャリアアップしたい方におすすめ | ⑫ビズリーチ ⑬JAC Recruitment ⑭Re就活 |
第二新卒の転職で気を付けるべき3つのこと|転職成功のコツ
①絶対に信頼できる人にしか転職活動していることは言わない
働きながら転職活動する人が肝に銘じておきたいことが、転職活動をしていることを安易に人に話さないことです。
信頼できる社外の友人ならまだしも、会社の同僚、先輩には決して言ってはいけません。親でさえ、転職活動を終えてから報告するほうが賢明です。
仲間である同僚でさえ、あなたが転職すると聞いた以上、会社に報告せざるを得ません。
それを聞きつけた先輩社員や上司から引き留めや厳しい言葉をかけられたり、思うような転職活動ができなくなります。場合によっては「裏切り者」扱いされ、職場で冷遇されてしまうかもしれません。
親といえど、親の意見(昔の常識)は今の時代に通用しないことが多く、冷静な判断をするためのノイズとなるでしょう。
冷静な判断で納得できる転職活動を行うためにも、転職の報告は内定を獲得してから伝えるようにしましょう。
②転職エージェントの情報を鵜呑みにしすぎないこと
転職エージェントの情報は決して鵜呑みせず、あなたが主体的に自ら情報収集し、自分の頭でしっかり考え、納得することが大切です。
非公開求人の紹介や専門的な転職サポートが受けられたりと、転職エージェントはとても便利ですが、転職エージェントに紹介された求人だけで転職先を決める必要はございません。
転職エージェントを利用する以外にも「リクナビNEXT」のような中途採用媒体を利用したり、友人・知人からの紹介だったり、転職先を知る方法は様々です。
また、特定の企業について詳しく知りたい時は「OpenWork」や「転職会議」などの口コミサイトや、企業の公式HPやブログ、SNSでの発信情報なども自ら情報をとるようにしましょう。
③転職エージェントは2つ以上併用すること
第二新卒の転職エージェントは必ず2つ、3つ以上併用してください。
特に初めて転職を経験する第二新卒者だからこそ、複数の転職エージェントに登録をし、あなたが信頼できるキャリアアドバイザーを選ぶ立場に立つことが大切です。
当然ですが、転職エージェントはあなたより第二新卒の転職に関して多くの情報量を持っています。
ただでさえ情報格差があるなか、あなたが1つのエージェントしか登録しないとその転職エージェントの言われるままに行動しがちとなります。
また、担当者(キャリアアドバイザー)に当たり外れがあります。
特に「リクルートエージェント」「マイナビエージェント」「doda」など大手総合エージェントは求人数を多く保有しているぶん、在籍しているキャリアアドバイザー数もかなり多く、誰があなたの担当につくかは運次第です。
転職エージェントはあなたを企業に紹介することで採用企業から紹介料を受け取ります。悪い担当者だと、営業数字達成のために、あなたに転職を無理に勧めてくるかもしれません。
極端な話、4つ以上の転職エージェントに登録しても全く問題ございません。
必ず複数のエージェントに登録して、少しでも情報の非対称性をなくし、あなたも信頼できるキャリアアドバイザーを見極め、選ぶ立場で臨みましょう。
第二新卒におすすめ転職エージェント14選
~マストで登録すべき大手総合エージェント~
リクルートエージェント|全世代から愛される実績No.1エージェント
【公式URL】:https://www.r-agent.com/
登録しない理由がない、転職業界最大手の実績No.1エージェント。若手から中高年まで幅広く利用されていますが、第二新卒でもご利用可能です。求人数は非公開求人を含めると30万件以上を保有。第二新卒の求人数は約7,300件程(2021年12月時点)。電話やオンラインサポートも受けることができ、日本全国どこに住んでいても相談できます。
経歴や実績が浅い20代には敷居が高いと遠慮がちになりますが、迷わず登録しておきましょう。優秀なキャリアコンサルタントも多く、客観的な視点であなたのキャリアプランを一緒に考えてくれます。
マイナビエージェント|ポテンシャル採用の求人が多い
【公式URL】:https://mynavi-agent.jp/
20代若手に高い人気があるマイナビエージェント。大学生の就職活動で採用媒体「マイナビ」を利用していた親近感から、若手層に最も使われている転職支援サービスです。全体の求人数はリクルートエージェントに遥か及ばないものの、20代若手向けの求人数に限るとマイナビエージェントも肩を並べる印象です。
特にポテンシャルある若手を採用したい企業の割合が高く、第二新卒で利用するのに最もふさわしい大手エージェントといえるでしょう。
年収500万円以上の求人も多く、入社して多少スキルを身に着けた社会人2年目・3年目であれば、チャレンジングな提案を受けるかもしれません。転職のサポート期限も無いため、ゆっくり転職活動が進められることも魅力的です。
doda|求人検索サイトとしても使い勝手が良い
【公式URL】:https://doda.jp/
業界第2位の求人数を保有するトップクラス転職サービス。dodaしか取り扱っていない独占求人も多く、案件を取りこぼさないためにも併せて登録しておきたい転職サービスです。
dodaは求人検索サイトとしても非常に活用勝手が良く、どんな求人があるのか実際に検索して調べてみましょう。第二新卒歓迎の求人も4万件以上と豊富で、求人の勤務地も首都圏や大阪だけでなく北海道からまで沖縄まで全国47都道府県を網羅しており豊富ですので、チェックしてみてください。
~手厚いサポートが受けられる第二新卒専門エージェント~
ウズキャリ(UZUZ)|過保護レベルで手厚い転職サポート
【公式URL】:https://daini2.co.jp/
最も転職サポートが手厚い、第二新卒専門の転職エージェント。求職者1名につき平均12時間もサポートしてくれるそうです。面接対策の練習や書類選考の対策はもちろん、就職活動で不安なところは全てフォローしてくれます。
キャリアカウンセラー全員が20代。実際に第二新卒で転職活動を経験した人のみで構成されており、年齢も近いことから何でも気兼ねなく相談できます。異なる時代を生きてきた人のアドバイスよりも、具体的で説得力のある転職アドバイスが得られるでしょう。
求人数は少ないものの、優良なIT企業のみ紹介してくれます。手厚い転職サポートを受けて確実に転職を成功させたい方にもおすすめです。
第二新卒エージェントneo|ブラック企業を完全排除
【公式URL】:https://www.daini-agent.jp
第二新卒エージェントneoも1名あたり平均8時間と、ウズキャリ(UZUZ)に次ぐ転職サポートが手厚いエージェントです。面接後のフィードバックが的確と評判で、アドバイスを素直に受け入れ、改善し、面接で実践していけば内定を獲得することができるでしょう。
大学卒業して入社歴が浅い第二新卒にも優しく対応してくれるため、新卒入社した会社がブラック企業で体力的、精神的に辛いからすぐ転職したいという方でも相談しやすいでしょう。
~スキル・経歴に自信のない方におすすめ転職エージェント~
就職Shop|書類選考無しで面接に進める
【公式URL】:https://www.ss-shop.jp/
リクルートグループの第二新卒に特化した転職エージェント。就職Shopは書類審査無しで面接できるため、書類作成や学歴・経歴に自信がない方にもおすすめです。他エージェントでお断りされた方でも優しく求人を紹介してくれるでしょう。
紹介される求人は全て就職Shopが訪問した企業に限定されるため、業務内容はもちろん職場の雰囲気・社風も把握しています。絶対ブラック企業に就職したくないという方にはおすすめのエージェントです。
ハタラクティブ|約67%が正社員経験がない未経験で転職
【公式URL】:https://hataractive.jp/
3人に2人(約67%)が正社員経験のない未経験で就職しているエージェント。新卒入社して退職してしまった第二新卒者はもちろん、20代でフリーター・既卒・ニートの方にもおすすめです。アルバイト経験のみでも大丈夫です。
他の転職サービスで挫折された方もハタラクティブに相談すれば内定獲得までサポートしてもらえます。利用者の約8割が内定を確定しているため、真面目に取り組みさえすれば、あなたもきっと就職先が見つかるでしょう。
ジェイック(JAIC)|無料研修&内定獲得までのスピードがウリ
【公式URL】:https://www.jaic-g.com/
JAIC(ジェイック)は、基本的なスキルを身につける前に新卒入社した会社を退職してしまった方におすすめな転職エージェントです。第二新卒向けコース以外にも、既卒向けの就職支援コース、女性専門コース、中退者専用のコースなど求職者に合わせた様々なコースがあります。
5日間の無料研修も受けられ、就活ノウハウだけでなく就職後に困らないためのビジネスマナー、履歴書作成・自己PR・面接対策など基礎的なことも学べます。研修最終日に、10~20社程と企業との合同面接会の場が設定されるため、短期間で内定獲得したい方におすすめです。
~女性におすすめ転職エージェント~
パソナキャリア|丁寧親切なサポートが人気
【公式URL】:https://www.pasonacareer.jp/
丁寧で親切なサポートに定評があるパソナキャリア。女性のキャリアアドバイザーも多く、女性の立場を理解した共感力、親身で的確なアドバイスなどが支持されているのが特徴です。
長年運営しているだけでなく、2019年~2021年のオリコン調査の顧客満足度ランキングでは3年連続No.1。未経験可の求人も6,000件以上あるため、第二新卒で登録してみるのもいいでしょう。
type転職エージェント|首都圏エリアのサポートに強い
【公式URL】:https://type.career-agent.jp/
1993年から運営している転職エージェント。首都圏エリア(東京・横浜・埼玉・千葉)の求人に強い。年収UP率が71%と高水準、述べ31万人以上の転職支援実績有り。女性転職の専門チームがあり、女性のキャリア形成に対して専門的なアドバイスが受けられるでしょう。
長年にわたるtypeならではの転職ノウハウが豊富。利用者満足度も高く、首都圏での転職をお考えの方はチェックしておきましょう。
マイナビエージェントWoman|20代女性に人気
20代女性の転職サポートに強い転職エージェント。キャリアアップ・年収アップを目指したい若手女性におすすめです。営業職、マーケティング、クリエイティブ、広報・PR、人事、事務・経理職など幅広い職種に対応しています。
未経験職種への挑戦もサポートしてくれるため、第二新卒転職で利用してもいいでしょう。
~キャリアアップにこだわる方におすすめ転職エージェント~
ビズリーチ|直接企業やヘッドハンターからスカウトがもらえる
【公式URL】:https://www.bizreach.jp/
社会人経験が浅くとも、現年収が400万円以上の方で、少しでもスキルや経験の自信がある方はチャレンジする気持ちで登録申請してみるといいでしょう。最低でも年収500万円以上を目指したい方におすすめです。
運営会社のビジョナルが2021年に上場して知名度も更に上がったため、多くの企業・求職者が登録しています。公開求人数は12.7万件。IT企業をはじめ、外資系・コンサルティングなど多くのハイクラス案件が保有されていますが、登録すれば企業から直接スカウト連絡が入るシステムです。
20代で経歴が浅くても、ポテンシャルやスキルがあればヘッドハンターや企業からスカウトオファーをもらえるでしょう。
JAC Recruitment
【公式URL】:https://www.jac-recruitment.jp/
第二新卒全員におすすめできるエージェントではありませんが、外資系やハイクラス転職を目指す方は登録しておきたい有名エージェントです。紹介求人は年収500万円からですので、現年収が最低400万円以上の方なら臆せず登録して大丈夫です。
同じ一人のキャリアコンサルタントが企業と求職者の間に入って調整してくれるため、企業の内情に精通した具体的な転職アドバイス、給与交渉などの交渉力が総じて高いと定評があるので、キャリアアップしたい方におすすめできます。
Re就活
【公式URL】:https://re-katsu.jp/career/agent/
20代第二新卒に特化した転職サービスとしては、比較的高年収な求人を多く保有しているエージェントです。「未経験転職したい」「年収UPしたい」「専門性を高めたい」という20代第二新卒におすすめです。
転職サイトとしても使い勝手が良く、優良ベンチャーをはじめ、amazonなどの超外資大手、国内大手上場企業まで幅広い求人が1万件以上登録されていますので、チェックしてみましょう。
転職の意思が弱くとも転職活動は経験すべき
「転職活動すること」=「転職」ではありません。
転職活動をすれば、現在のあなたが年収いくらで転職できそうか市場価値が分かるだけでなく、どんなスキルや経験を積めば希望通りの条件で転職できるのかも理解できるようになります。
仮に転職しなくとも、あなたのキャリア形成において現職で経験積むべきこと・磨くべきスキルを理解するだけで転職活動の意味は見いだせます。
また、今の会社で働く意味を見失った時こそ、ストレス・悩みを抱えるようになった時こそ、転職活動すべきです。
転職活動をすることで、今の会社であなたが働き続ける意味が見つかり、より納得して今の仕事に臨めるようになるかもしれません。
今の会社以外で働くという選択肢を手に入れた時、あなたにはどこで働くのか選ぶ権利を手に入れ、あなたと会社は本当の意味で対等な関係となります。心がすっとラクになるでしょう。
誰もあなたの将来の安泰は約束してくれない時代です。
転職意思が弱くとも、長期的なキャリア形成を有利に進めるためにも、転職活動には意義があります。