@type(アットタイプ)をご存知でしょうか?
IT系転職に強いと有名ですが、それ以外にも営業や女性の転職にも強いとされています。
typeでは以下のようなことを特徴としています。
- 職種別転職サイト、転職エージェントを運営
- type転職エージェントを利用した転職者の71%が年収アップ
- 求人の80%以上が非公開求人
今回は、一番目の「職種別の特化型転職サイト、転職エージェントを運営」に関して掘り下げ、実際にどのような違いがあるのか検証していきます。
また、typeに数ある転職サイト、転職エージェントの中から第二新卒者はどれを利用すれば転職成功に近づくのかも解説していきます。
どのtypeを利用しようか迷っている第二新卒者に参考になれば幸いです。
@type転職エージェント(アットタイプ)の評判・口コミ/運営会社について
まず初めにtypeを運営されている運営会社に関して記載していきます。
typeは、株式会社キャリアデザインセンターという東京都港区に本社を持つ人材紹介会社が運営しています。
その歴史は意外と古く、1993年7月に会社は設立されました。
設立当初である1990年代では、「エンジニアtype」と呼ばれるエンジニア特化型の技術屋インタビューサイトを運営し始めます。
そして、2000年に入ると転職情報サイトである「@type」のサービスを開始します。
このことからわかる通り、エンジニア業界特化型インタビューサイトで築いた人脈と知識を転職サイトに用いていました。どちらかと言うと、エンジニア向けの転職サイトであったと言えます。
その後、2005年に「女の転職@type」、2006年に「営業の転職@type」、2009年に「介護の仕事 女の転職@type」と「販売・サービスの仕事@type」、2010年に「@typeプロフェッショナル」と「typeのIT派遣」、2015年に「@type 営業の転職プラス」をスタートさせます。
徐々に専門分野を広げていき、それに特化した求人とキャリアコンサルタント、営業を育てていきながら490名の従業員を抱えるほどになりました。
第二新卒者が利用すべき職種別転職サイト、転職エージェントとは?
冒頭でお伝えした「職種別転職サイト、転職エージェントを運営」とは、様々な人材紹介サービスを展開していることを意味します。
以下、表にまとめました。
サービス名 | 概要 |
@type | キャリアアップを目指す総合転職サイト |
type転職エージェント | 転職エージェント |
女の転職@type | 正社員を目指す女性特化型転職サイト |
営業の転職@type | ひとつ上の営業マンを目指す人の転職サイト |
typeのIT派遣 | エンジニア特化型転職サイト |
介護の仕事 女の転職@type | 介護職特化型転職サイト |
販売・サービスの仕事@type | サービス業特化型転職サイト |
@typeプロフェッショナル | 「コンサルティング」「経営」「IT」の上流を目指す人の転職サイト |
エンジニアtype | エンジニア向けWEBマガジン |
Women type | 働く女のワーク&ライフマガジン |
typeメンバーズパーク | 将来に役立つコンテンツを提供 |
これだけ転職に関するサービスを展開しています。
では、第二新卒者は具体的にどのサービスを利用すればいいのか?
〜結論〜
男性の第二新卒者は「@type」、女性の第二新卒者は「女の転職@type」を利用すべき。
以下、理由になります。
- 第二新卒歓迎、未経験歓迎の求人が@typeと女の転職@typeに多いから
- type転職エージェントとtype営業転職はハイクラス向けの求人が大半を占めるから
- typeIT派遣を利用するならばフリーランス専門エージェントを利用すべき
一つずつ解説していきます。
理由1.第二新卒歓迎、未経験歓迎の求人が@typeと女の転職@typeに多いから
一つ目の理由は、単純に第二新卒歓迎、未経験歓迎の求人が「@type」と「女の転職@type」に多いからです。
以下の表をご覧ください。
求人数の比較 | ||
@type | 第二新卒歓迎 1238件 | 未経験歓迎 822件 |
type営業の転職 | 第二新卒歓迎 127件 | 未経験歓迎 87件 |
type転職エージェント | 第二新卒歓迎 67件 | 未経験歓迎 41件 |
女の転職@type | 第二新卒歓迎 480件 | 未経験歓迎 398件 |
typeIT派遣 | 第二新卒歓迎 0件 | 未経験歓迎 42件 |
このように、第二新卒歓迎と未経験歓迎の求人が多いことがわかると思います。
当たり前ですが、第二新卒歓迎と未経験歓迎の求人の方が採用される確率は極めて高いです。
一方、ハイクラス向けの求人に応募すると書類選考で弾かれることが多くなります。
そのため、男性の第二新卒者は「@type」を、女性の第二新卒者は「女の転職@type」を利用するといいでしょう。
女の転職@typeでは、全ての求人が正社員としての採用になっており、安心して応募することができます。また、女性目線で作成されたWebサイトは、非常に使いやすい作りになっており、女性が求人を探しやすい工夫が施されています。
理由2.type転職エージェントとtype営業転職はハイクラス向けの求人が大半を占めるから
2つ目の理由として、ハイクラス向け求人の多さにあります。
type転職エージェントとtype営業転職で求人検索をしていただければ分かるように、年収500万円以上の求人が大半を占めます。
これでは、実務経験や知識が足りない第二新卒者が受けるような求人ではないでしょう。
年齢やスキル、経験を考慮すると、20代後半か30代前半に利用するような転職エージェントと転職サイトであり、第二新卒者への利用は勧めません。
転職成功にはご自身の経歴に合った人材紹介会社を利用する必要があるため、「@type」か「女の転職@type」の利用をおすすめします。
理由3.typeIT派遣を利用するならばフリーランス専門エージェントを利用すべき
エンジニアの方に向けてになりますが、typeIT派遣を利用するよりも「レバテック」や「ギークスジョブ」フリーランス専門エージェントを利用することをおすすめします。
フリーランスエンジニアになると、ご自身の確定申告をする必要があります。また、派遣として駐在をする際には手数料を気に掛ける必要があるでしょう。
その点、ギークスジョブやレバテックなどのフリーランスエンジニア専用の転職エージェントを利用することで手数料を大幅に抑えられるだけでなく、Freeeなどの会計ソフトを無料で利用出来るサービスが付いてきます。
こうしたサービスが手厚い転職エージェントを利用した方が圧倒的に旨みがあり、年収も飛躍的に上がると言えます。