24歳というと、大学を卒業して社会に出てから約2年が経ちました。
会社にも少しづつ慣れてきて、「転職」を考え始める人も多いでしょう。
しかし、第二新卒で転職すべきかどうか非常に悩んでいる人もいると思います。
初めての転職をするにあたり、本当に自分は転職できるのかどうかやそもそも転職する必要はないという考え方もできます。
そこで、「24歳大卒で転職する基準と会社を選ぶ基準」について解説していきたいと思います。
24歳大卒で転職する基準と会社を選ぶ基準【再就職】
転職をするにあたり、以下のような理由の場合は転職することをおすすめします。
- 給料を上げたい
- 上司が尊敬できない
- ブラック企業に勤めている
1. 24歳大卒で給料を上げたいなら転職した方がいい
約2年間同じ会社で働いてくると、上司の給料や先輩の給料がわかってくると思います。
そして、その額を聞いて「なんて低いんだ」なんて驚いたことはないですか?
あなた自身も数年後は同じ給料しか貰うことができず、気持ちが暗くなるなんてことがあるでしょう。
こうした給料を上げたいに行うべき行動は、「転職する」です。
簡潔に述べると、転職はあなたの市場価値の「再査定の場」となります。
通常、新卒一括採用で企業に入社する際は、ほとんどの企業が月給22万円以下と決められており、それを超えることはないと思い込んでしまっているでしょう。
しかし、スキルがあるプログラマーなどは新卒一括採用だとしても月給30万円以上の値段で企業に入社しています。もちろん、あなたと同じ年齢でです。
これが意味するのは、経験を持った人が転職するは通常よりも高い市場価値になるとともに、改めてあなたの市場価値が決まるということです。
つまり、現在の会社でスキルや実績を少しでも残していれば給料が上がる余地があると言えます。
中小企業の昇給額の平均が1.45%程度と言われているのを考えると、あなたの月給が22万円だとすると、たったの3190円しか昇給していない計算になります。
この金額はあまりにも少ないと感じませんか?
ここで、毎年3000円程度しか増えない給料に不満を持った方は、転職を前向きに考えてもいいでしょう。
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2. 上司が全く尊敬できない、魅力を感じない
二つ目は、上司が全く尊敬できないと感じたら転職を考えたほうがいいでしょう。
その上司はあなたの将来の姿です。
「いや、俺、私は違う、上司みたいにはならない」
と反抗するかもしれませんが、あなたは上司みたいになります。
例えば、上司が以下のような状況になっていませんか。
- サービス残業を毎日している
- 経営層から理不尽な要求をされている
- 明らかに体調が悪いのに休もうとしない
- 一番早く来て、一番遅く帰る
- 常に元気がなく、うつ状態
いくつか当てはまると思いますが、あなたが昇進したら同じ状態になるでしょう。
「俺、私が会社を変えるんだ」なんて思ってはいけません。
変わるのは、会社じゃなくて「あなた自身」です。
あなたの考え方を変えたほうが上司と同じ目に合わなくなります。
そう考えると、上司と同じような会社員生活を歩みたくない人は、転職を考えたほうがいいでしょう。
どうしても身に着けたい技術や実績があるのならば、仕事を続ける選択肢もいいと思いますが、上司のようにはなれないと肌で感じたらそれは、転職を前向きに考えた方がいいサインだと思ってください。
3. ブラック企業に勤めている
3つ目は、ブラック企業に勤めている方は今すぐ転職を考えたほうがいいでしょう。
過労死や自殺といった問題が大きく取り上げられるほど、日本では仕事に関連したことで命を落とす人が本当に多いです。
しかし、ここで冷静に考えてみてください。
普通に仕事をしていて、命を落とすのは普通じゃありませんよね。
戦争をやっているわけでも、命を懸けた仕事をしているわけでもないのに、働きすぎて命を絶ってしまう、自らプレッシャーに耐えられなくなり、命を絶ってしまう。
これは、明らかに異常です。
辞められない人は、「この仕事を辞めたらもう再就職が出来ない」と勘違いしているのかもしれません。
または、上司や会社に洗脳されていて、「お前はこの会社を辞めたら生きてはいけないぞ」と脅されているのかもしれません。
しかし、会社を辞めても再就職は必ずできますし、辞めても生きていけます。
こうした洗脳や過酷な労働環境のなかで苦しんでいる人は、今すぐ転職をしてください。
多少の空白期間やブラック企業の悪質さを理解してくれる企業はたくさんありますし、「生まれた場所で花を咲かす」なんて考える必要ありません。
仕事を辞めて海外に行ってもいいし、田舎で質素に暮らすのもいい選択でしょう。
なにより、身体を壊さない、精神病にかかるまで我慢しないことが最重要です。
一度身体を壊すと数年引きずることになります。それが悪影響を及ぼし、私生活や周りの家族、友達、恋人にも迷惑がかかるでしょう。そして、あなたのキャリアにも傷をつけてしまいます。
であれば、ブラック企業は今すぐ退社し、前向きに再スタートを切るべきです。
何も恐れる必要はありません。
あなたがブラック企業を退職することで人手不足に困り、自然とこうした悪質な企業は自然淘汰されるのです。
むしろ、退職することに自信を持ちましょう。
「日本をよりよい社会にするために退職する」と考えるべきです。
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会社を選ぶ基準はあなたがこれだけはやりたくない、これだけは譲れないと思う点を重視する
社会に出てから約2年経って実感している人が多いと思いますが、仕事を続けるコツは本当に些細な事だったりします。
そして、その些細なことは他人にとってはどうでもいいことだけど、あなた自身にとっては「超重要」なことだったりするんです。
例えば、以下のようなことが超重要だったりします。
- スーツを着た仕事ではないこと
- 出来るだけ若い人たちがいる業界
- 人間関係が近すぎない
- 営業中にこっそりシャワーを浴びる時間がある
まだまだたくさんあるかと思いますが、新卒のときよりも具体的にこれはやりたくない、これは譲れないものが出てくるときだと思います。
そして、第二新卒での転職はその他人にはどうでもよくても自分には超大事なことを重視すべきです。
それが、これからも仕事を長く続けていくコツとなります。
やりたい仕事やなりたい将来像を考えるのと同様に、これだけはやりたくないモノ、これだけは譲れないモノを考えてみてください。
そこにあなたの本質が詰まっているでしょう。
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