第二新卒での転職にマイナスなイメージを持っている方もいるでしょう。
しかし、実際は第二新卒の転職市場も活発であり、第二新卒だから転職できないなんてことはありません。
今回の記事では、第二新卒に対して少なからずマイナスなイメージを持っている方を対象に「第二新卒の強み」を解説していきます。
第二新卒の強みは”伸びしろ”と”コスト削減”
結論から述べると、第二新卒の強みは「伸びしろ」と「コスト削減」の面で採用するメリットがあります。
第二新卒の強みが”伸びしろ”の理由
伸びしろとは、ポテンシャルの高さを意味します。
社会人5,6年目の中途採用者を雇用した場合、このポテンシャルという面で非常に厄介な癖や習慣を身につけていることが少なくありません。
例えば、IT業界でよく使われるSlackというビジネス用の「チャット」があります。このチャットを利用してやりとりを好む上司もいれば、対面でのやりとりを好む上司もいます。
つまり、何にも染まっていない第二新卒を組織のカラーに染めることができるという意味でポテンシャルが高い、という使い方をします。
また、社会人歴1,2年の第二新卒者はその後の伸びしろがどれだけあるのかが本当にわかりません。
純粋に社会人5,6年目の中途採用者よりも仕事ができるようになる、という意味でもポテンシャルの高さを秘めており、第二新卒者の強みとして採用企業側は捉えています。
第二新卒の強みが”コスト削減”の理由
コスト削減とは、新卒よりも第二新卒を採用した方がコストの面で優れていることを意味します。
第二新卒の仕事経験は人によって異なりますが、第二新卒者の多くがビジネスの基本となるマナーや考え方を学んでいるケースがほとんどです。
電話の受け答えや挨拶など、社会人としてのマナーは実践していないと身につかないものばかりでしょう。
第二新卒は、新卒入社時に基本的な研修を受けていることが多く、採用企業側からすると、研修にかける時間やお金を削減できる強みがあります。
まだまだある第二新卒の強み
挙げるとキリがないのですが、あと2つほど第二新卒の強みを紹介します。
「通年採用」と「挫折経験があること」も第二新卒の強みとなります。
前者に関しては、新卒採用と比べた場合、人員をすぐに確保しやすく即戦力とはならないまでも採用しやすい点で強みと言えます。
新卒の場合は、4月入社を待たなければいけませんが、第二新卒者であれば、来月から出社してもらうことも可能となります。
後者の「挫折経験があること」に関しては、一度何らかの理由で退職しており、次の職場に求める評価軸が明確に決まっていることが強みとなります。
新卒での企業選びは、どうしてもブランドや企業規模に偏りがちになります。
しかし、社会人を少しでも経験することでご自身の仕事に対する価値観が明確となり、現実的な会社選びができる点が大きなメリットだと言えます。
しっかり希望と合致している企業に出会うことができれば、早期離職も防ぐことができ、採用するメリットは大いにあると言えます。
まとめ
- 第二新卒の強みは”伸びしろ”
- 第二新卒の強みは”コスト削減”
- 第二新卒の強みは”通年採用”
- 第二新卒の強みは”挫折経験があること”
以上が「第二新卒の強みは”伸びしろ”と”コスト削減”」になります。