【転職】ccnaの取得方法を3つ紹介|未経験からネットワークエンジニアになるには?(職業訓練校の紹介も)

CCNA ネットワークエンジニア 職業訓練

エンジニア不足に陥っている日本で、ネットワークエンジニアの需要が急速に増えています。

それに伴い、未経験でもネットワークエンジニアを採用したい企業が増えてきています。とくに、ITインフラの運用管理会社にネットワークエンジニアをグループで派遣させる会社では、その需要が大きく伸びており、未経験者でも積極的に採用されているようです。

ただ、未経験でも無資格の求職者が採用されることはありません。

資格を持っていない場合、やる気や適性、業務への理解力が足りないとみなされ書類選考で落とされてしまいます。

そこで、未経験でもネットワークエンジニアを目指す以上、CCNA(Cisco Certified Network Associate)という資格が必要です。

本記事では、CCNA(Cisco Certified Network Associate)の取得方法を3つ紹介するとともに、未経験でネットワークエンジニアに転職するためのコツを紹介していきます。

まずは、CCNAの説明からご覧ください。

CCNA(Cisco Certified Network Associate)とは?

CCNA(Cisco Certified Network Associate)とは、世界最大のネットワーク機器メーカーであるシスコシステムズ社が認定する資格です。

CCNAの資格を取得することで、ネットワーク構築と運用管理能力の証明することができます。また、ルーターやスイッチいったネットワークを構築する際に必要な装置の大半が前述した「シスコシステムズ社」の製品になります。

つまり、CCNAはネットワークエンジニアの入門資格でありながら、取得することこそが未経験からの転職において、ひいてはネットワークエンジニアとして活躍するために大きなアドバンテージとなるのです。

CCNA取得を取得する3つのメリット・転職や就職で有利となる
・ネットワーク構築と運用管理能力の証明となる
・シスコ社の製品について理解・スキルが深まる

受験方法としては、以前(2020年まで)は、

  • ICND1
  • ICND2

上記2つを2回に分けて受験するか、

  • 200-125J CCNA

を受験するかの2通りでしたが、今は対象試験が「200-301」(受験料33,600円)1つに統合されています。

CCNAの取得方法を3つ紹介!【転職】

ここから本題になります。

具体的な取得方法は、以下の3つになります。

  • 自主勉強(独学)で取得する、スクールに通って取得する
  • 職業訓練校に通って取得する
  • 民間の無料CCNAエンジニア育成コースを受講して取得する

1つ1つ解説をしていきます。

1. 自主勉強をして取得する、資格スクールに通って取得する

一番オーソドックスな取得方法になります。

一ヶ月100時間以上の勉強をすれば、合格すると言われている試験なので、在職中に勉強をしながら合格を目指すことができるでしょう。

自主勉強の場合、取得にかかる費用は8,000円程度を書籍にかける必要があります。

一方、スクールに通う場合、18万円以上の費用がかかっていまいます。

そのため、スクールに通っての取得は、おすすめしません。

地道に一人で勉強をすることができれば、自主勉強をすることで費用を抑えながら取得することができます。

ただ、1つだけデメリットがあります。

それは、資格取得をしただけで確実にネットワークエンジニアへと転職できるかどうかわからないことです。

では、ccnaを取得でき、確実に転職できる方法は他にないのでしょうか?

答えは、冒頭でお伝えした2つになります。

2. 職業訓練校に通ってccnaを取得し、転職する

ccna取得方法

東京都では、職業訓練校に6ヶ月間通うことで、ccnaの取得と就職を同時に行えるネットワーク施工科があります。

このネットワーク施工科は、CCNAで出題される問題を6ヶ月間の実習で学ぶことができるコースです。東京都が運営していることもあり、無料でネットワーク施工科を受講できるのもメリットの1つだと言えます。

また、6ヶ月間と長い時間をかけて実習を行うことで現場に行ってもすぐに活躍できることも未経験者にとって、安心できる要素でしょう。

ただ、人によっては、半年間も実習を行えるだけの生活費がない人やいち早く転職を行いたい人がいると思います。

そのような人には、3つ目の民間ののネットワークエンジニア育成コースの受講をおすすめします。

3. 民間の無料CCNAエンジニア育成コースを受講して取得する

民間のネットワークエンジニア育成プログラムの場合、転職先のサポートまで一貫して行ってくれます。

研修企業も転職先の企業に人材を紹介して売上を立てているため、あなたがネットワークエンジニアとして就職するという点において利害が一致しているため、手厚くフォローしてくれるでしょう。

※ネットワークエンジニアを目指すうえでおすすめのITスクールは、「ネットビジョンアカデミー」や「ウズウズカレッジCCNAコース」の2つが有名で人気です。

ネットビジョンアカデミー(受講料・テキスト代完全無料)


資格取得~就職支援までの2ヶ月間、受講料・テキスト代など全て無料でサポートしてくれるため利用者からは好評のITスクール。
CCNAというネットワーク業界の世界共通基準資格が取得できるため、ネットワークエンジニアを目指す方にはおすすめです。
地方から東京に来られる方には住居費2ヶ月間が無料になる状況支援制度もあります。

ウズキャリCCNA(手厚いサポートがウリ)


手厚い転職サポートが受けられることで有名なウズキャリのCCNAコース。eラーニング(動画教材/演習サイト)形式で学べるので忙しい人も安心して利用できます。
IT企業とのネットワークが強く、カリキュラム受講後の就業サポートにも定評があり、就職成功率は95%。
現在は無料ではなく33,000円の受講料が必要ですが、今後のキャリアを考えれば安い投資といえるでしょう。

1ヶ月という短い期間でインフラエンジニアでの就職を目指すため、職業訓練校よりも短期間で転職が可能になります。また、もし1ヶ月で内定がもらえない場合でも内定がもらえるまで研修を受けることができます。

ccnaを取得する方法のまとめ

以下、ccnaを取得する方法のまとめになります。

 自主勉強 or スクール職業訓練校ウズキャリ
取得期間1ヶ月〜1ヶ月〜1ヶ月〜
費用8,000円〜無料無料
研修の期間なし6ヶ月間1ヶ月〜
就職支援なしありあり

それぞれメリット、デメリットありますが、「ウズキャリ」でCCNA取得を目指した方が無料で済み、就職も支援してくれることから一番お得だと言えます。

CCNAをただ取得することを考えるのではなく、その先の就職・転職を考えることが資格を活かすことにつながるでしょう。

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